相談内容一覧
相談項目
- 在留資格関連
- 子育て進路
- 仕事・就職
- 結婚(再婚)
- 配偶者・家族問題
- 離婚
- 通院(通訳)
- 年金・生活保護
- 保証人
- その他、各案件
1番件数の多い「在留資格関係」を除くと、ほぼ全てが日本人にとっても共通する相談内容ではないでしょうか?
国籍や人種が違っても、「悩み事」は一緒なのです。
その上、不慣れな日本暮らしで難解な日本語に囲まれて生活する外国人にとっては、そのトラブルがさらに深く切実なものになります。
私どもは、個々の外国人の悩みの中から、専門家の協力も得て、ニッポン暮らしのトラブルの元を見える化し、一般市民の理解と協力を得るよう努めてまいります。
周りの日本人が彼らのハンディを理解し、その苦境を見過ごさず、一歩近づき、そっと手を貸すことで彼らの悩みを軽くすることが出来たなら、地域社会の不安の芽を摘み、より強靭な共生社会への道が拓かれることでしょう。
相談事例
【交通事故】
留学生が歩行中あるいは自転車走行中の被害
外国人の側が加害者と疑われるケース
自転車で歩道を走行中、その歩道に面したマンションから出てきた男性がいきなり歩道に歩み出たところにぶつかり、ケガがなさそうなので、
行き過ぎたところ、「コラ!待て!逃げる気か!」と追ってきました。
その後、刑事告訴され、送検するか否かの問題にまで発展しました。
警察は、留学生を完全に非があると判断したのです。
理由として3つ
①交通事故の車両運転者は先ず車両を止め、被害状況を確認する必要があるにもかかわらず、現場を立ち去った。
②被害者が負傷していたら、すぐ救護の義務を怠った。
③運転者に課されている警察への報告義務を怠った。
この義務の全てを果たさなかったことから、男性の被害者は、病院の診断書を付け、刑事告訴に及んでしまいました。
★解決策例
①警察を呼ぶこと
②現場確認、証拠・証人の確保を行うこと
③現場検証した際、警察官の調書に不明なところがあれば署名捺印しないこと。
④図面や記述が正しく、自分の主張も記載されているか、きちんと確認をしましょう。
⑤ひき逃げされて相手が分からない時も、警察を呼びましょう。
ひき逃げや無保険車事故に遭った被害者には、日本政府がその損害をてん補する制度があります。
土日の弁護士相談(無料)も出来ます。ご連絡をください。